2006年12月15日

トリディンジャー主題歌(仮)

トリディンジャー主題歌
『ゲンキケン戦隊トリディンジャーの歌』

取手取手取手
取手はイインジャー トリディンジャー

トリ戻せ 燃えてた心を
デン園風景 心が和むぜ
ジャーんじゃんじゃんじゃん 取手で金使え
 
取手が死んでるなんて言わせないぜ
命ほとばしる

うなれ車輪 流れろ大河
混ぜろぬかみそ 耕せ田んぼ
励め産業

(世界に通じる)取手はイインジャー 
トリディンジャー おおトリディンジャー 
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2006年12月10日

映画のボツシナリオその2「誰からも愛されず」

チャプター:1

赤い看板のオモチャ屋。
看板だけを残してがらんどうになってしまったのはいったい何年前の事だったか。
たくさんのオモチャに囲まれてこの店で遊んだ日々。
頭をぽりぽりとかき、見上げる赤マスク。
シャッター街の商店街を歩く。

商店街の一角の喫茶店。
今日も青、緑、桃、黄のマスクを着けた四人組が話していた。
緑「なー、桃井チャン。バイブ買わへん?なぁ」
桃「いらない。もーやめろー!!」
緑「もー、固い事言わんといてーな。」
黄「はい、コーヒー」
喫茶店のマスターである黄のマスクがコーヒーを配る。
赤が喫茶店に入る。
赤「うーい。」
青黄緑桃「うーい。」
青「久しぶりだなぁ、おい。」
赤「おー。相変わらずみたいだな。あの、オモチャ屋には新しい店入らないの?」
緑「やー、どこもかしこも不景気やさかいな。こんなへんぴなところに新しく店だすアホはおらんがな。」
赤「そうか…。じゃあ空き家なのか。」
一同「…。」
青「それよりさ、みんなでどっか旅行に行かね?このカッコでさ。面白そうじゃん。」
桃「旅行嫌い。」
青「あ、そう。」
緑「あ、それよりも、ホラ、プロレスやっけか、赤山、どやったん?」
赤「団体自体がさぁ…。ねぇ…。」
一同「…。」
黄、赤にコーヒーを出す。
赤「…。とりあえず、外歩かないか?みんなに久しぶりに挨拶したいし。」
青「あ、おれバイトやわ。ごめん。」
黄「いってらっしゃい。オレも店離れられんけん。」
桃「帰るわ…。」
青、桃、席を立つ。
赤「…。緑川、お前のじいちゃん、商店街の会長だったよな。」
緑「そやけど…。」
赤「ちょっと,寄ってもいいか?」
緑「ええけど。」
赤、緑、席を立つ。
黄「金払え。」
赤青緑桃「つけで。」
黄「…。」
死ね。と小さくつぶやく黄。

八百屋前。
赤「相変わらずやる気のない店だなぁ。」
緑、店の奥に呼びかける。
緑「じいちゃーん。赤山くんやでー。久々に着よったんやでー。」
店の奥から緑のじいちゃん登場。
爺「ああー。赤山の純チャン!!やー、たくましくなって。」
赤「お久しぶりです。」
爺「おめー、プロレス、だっけか、しっかりやってるか?」
赤「それが…。」
緑「い、家に上がって茶でも飲もか、な。」
赤「いや、いいよ。おじいさん、じゃあ、お元気で。」
爺「おお、いつでも来いよ。」
赤「じゃあ…。ああ、そうだ。あそこの、オモチャ屋、開けられませんか?」
爺「んー、ああ、開けられるよ。ちょい待ち。」
爺、店の奥に鍵を探しに行く。
緑「…。」
赤「…。」
緑「…。なあ、これ欲しい?やるわ。」
緑、店の奥からエログッズのカタログ持ってきて、渡す。
赤「や…。」
爺、戻ってくる。
カタログ返すタイミングを失う。
爺「はいよ。後で返せばいいから。けど、何すんだ?」
赤「や、久しぶりに我が家に入りたいだけですよ。」
赤、一人で八百屋を去る。

オモチャ屋前。
鍵を開けて静まりかえる店内に入るレッド。
あたりを見渡し、くっくっく、と笑い出す。
赤「さて、始めるか」


チャプター:2

自転車屋。
青の親父「止めろ止めろ!!オメーはいつまでもバイクいじってねーで、パンク修理の一つぐらい覚えろ。邪魔なんだよ。」
青「…っち。」
バイクの整備を中断する青。
机の上の財布を取り、携帯を持たずに、店を出る。
青、バイクにまたがり、商店街を走り去る。
が、オモチャ屋に変な看板を見かけて止まる。
『赤山道場プロレス団』
青「何だこりゃ…。」
青、オモチャ屋の戸を開ける。
店内はマットが敷かれて、簡易リングが設置されていた。
赤が受け身をとっている。
青「赤山、お前何やってるんだ?アホか?」
赤「おお!!青森!!プロレスやらないか?」
青「はぁ?」
赤「や、だから、プロレスやらないかって。」
青「どういうことなん?」
赤「ああ、しばらくおれは暇になっちまったからな。次の職が決まるまで、気楽にプロレスやりたくてな。けど、一人じゃプロレスできないからさ、一緒にやろうよ
。」
青「え、やだ。」
赤「えええ!?どうして!?プロレスの良さが分からないの!?損してるよ!?」
青「や、興味ないわ。それよりもさ、暇なら旅に出ない?旅。」
赤「プロレスの巡業でできるじゃん。」
青「…。あ、オレそろそろ行かなきゃ。じゃ。」
赤「あ,ああ…。」
青「じゃ。」
青、バイクを出発させる。

途中、黄とすれ違い、バイクを止める。
青「おう。」
黄「あ。」
青「出前?」
黄「ああ、赤山の所。」
青「なあ、旅したくね?」
黄「いや、別に。」
青「そうだよな。じゃな。」
青、走り去る。

駅前。
緑「なー,エーやろー。サイゼでちょいと飯食うだけやで。おごっちゃうで。」
女「あ、いえ、いいです。」
緑、ナンパするが失敗続きである。
緑「ほんと、ちょっとだけやから。って、携帯うるさいがな、電源切ったれ。って、ああ、逃げてもうたやん…。あー、ったく、ロクな女が居ないなぁ。そもそも人が少なすぎやっちゅーねん。けど、都心に出るにも電車賃持ったないしなぁ…。風俗もあらへんし。最悪やわ。」
青、バイク止める。
緑「や、別に用はないねんけどな」
青「なんか赤山がプロレス道場開いてたわ。」
緑「ああ、アホちゃうか。」

道場内。
黄がスパゲッティーので前持って、赤と対峙している。
黄「嫌だ」

駅前。
緑「それより、また珍しいバイブが手に入ったでぇ。どや、彼女に一発。安ぅしときまっせ。」
青「やい、いいよ。けど、またバイト先で不良品が出たらお前に回すよ。てか、旅にでねぇ?」
緑「や、けど、ええなぁ…、わいもビデオやのバイトしよかなぁ。ま、持つべきモノは友人やね。ほいじゃ、またな。」
青「おう。さおなら。」
青、またバイクで走り去る。
橋を越えて、ちょっと振り返り、取手から旅立った。


チャプター:3

桃、家のパソコンにて、ネットでトリディンジャーの検索。
『ピンクのマスクのヤツ、マジきもい』
など、咳き込みながら誹謗中傷を探し出している。
『そんな事ないよ』
などと自作自演の書き込みをして、さらに攻撃された。
咳がどんどんひどくなり、薬を飲むが収まらない。
いよいよひどくなり、助けを呼ぶ事に。
青にかけたが、青は携帯を持たずに旅に出てしまっていた。自転車屋内でむなしく、鳴り響くだけである。
「黄田村は…、携帯持ってないんだった…。」
店にかけるが、黄は赤の道場に出前に出ていた。
「み、緑川…」
電源切られる。
「あ、とは、赤、山…。」

道場内。
赤、リュッックの中の携帯が鳴っているのに気がつき、取りに行く。
黄、スパゲッティーを置いて、道場を出る。
赤、着信が桃からだと確認する。
赤「おう、桃井、プロレスやらない?」
桃「いやだ。それよ…」
赤「どうした?あ、切れちゃった。何だったんだ…。」

桃の家
桃の携帯電源が切れる。
充電器を探そうにも部屋が汚すぎて探せそうにない。
もう誰も頼りにできない、と、歩いて玄関を出ようとするが、ドアを開けた時点で力つきる。

チャプター:4

赤、川原をランニング。
すれ違う人々に挨拶を交わす。
堤防の下から救急車の音が聞こえる。
土手に上がってくるおばさん達の会話「なんか、大変らしいわよ。」
「ていうか、なんでピンクのマスクなんてしてるのかしら。なにか気でも違っ…」
赤「え、じゃ、救急車に乗せられたのって、桃井なんじゃ…」
赤、ダッシュで救急車の音の方へ。

桃井のアパート前。
二三人の人だかり。
赤、アパートに到着。
アパートの大家「あなた、桃井さんのお知り合い?マスク付けてるし。」
赤「あ、はい。」
大家「なんか、病気の発作が起きたみたいでねぇ。」
赤「そうですか…。あの、どこの病院ですか?」
大家「総合病院じゃないかしら…。」
赤、病院に向かって走る。

駅前。
赤、駅に到着。
緑「おう。赤山やないけ。どや、バイブ買わへん?ノルマ来なさと後でどやされるんや。たのむでぇ」
赤「いや、それどころじゃなくて。桃井が救急車に運ばれたらしい。」
緑「あー、じゃ、あの電話そうだったんか。切って悪い事したなぁ…。」
赤「今から病院に行こうと思う。バスはどれに乗ればいい?」
緑「や、アイツはいつもの事やから、大丈夫やろ。それに、病院に居たらまず助かるで、な。」
赤「そういうものなのか…。じゃあ、まあいいか。」
緑「それよりもバイブは?」
赤「や、いいわ。それよりも、プロレス…」
緑「や、いいわ。」
赤「…」
緑「…」
緑「後は黄田村ぐらいしか頼む人おらんなぁ…。桃井はあれやし。ああ、しゃーないなぁ。」
緑、赤と別れる。

道場内。
赤「もう、一緒にプロレスやってくれそうなヤツは…。はぁ…。もう誰も居ねぇよ…。なんで、分かってくれないんだろう…。」
赤、何となくエロカタログをペラペラめくる。
ダッチワイフがいっぱい並んでいた。

喫茶店内。
緑と対峙する黄
黄「いらない。」

八百屋前。
緑「なんで誰も買うてくれへんねん!!あとー、買ってくれそうな人って誰や?じいちゃん、ただいまぁ!!」
爺店の奥から急いで出てくる。
爺「平助(緑川の名)、お前何しとんじゃぁ!!」
緑「何の事やねん。」
爺「奥の人は誰じゃ?借金か?なぜわしに一言言わなかったんじゃ。」
緑「え、まさか…。」
店の奥から強面のスーツ姿の男が出て来る。
男「緑川さーん。しっかり売れましたかー?」
緑「や、ちょちょ、待ってーな。な。な。」
男「はーい、こっちに来てくださいねー。」
緑「ぎゃー!!」

病院内。
ピッピッピー。
医者「桃井太郎さん。0時00分ご臨終。」
桃井の親「うわーん!!」

喫茶店内。
青森の親父「おい、まだ開いてるか。」
黄「あー、まぁ。」


チャプター:5

どこか遠くの海岸。
朝。
青、段ボールのシュラフから顔を出す。
青「あのまま、旅にでて一晩か…。みんなどうしてるんだろうな…。」
伸びをする青。
朝日にバイクが光る。

路地裏。
体中怪我だらけで、ゴミにまみれて、ぐったりと倒れ込む緑。

葬式会場。
白黒写真の桃。

喫茶店内。
黄「朝ですよ。青森さん、起きてください。」
親父「ったく、息子のやろうと来たら、ろくに仕事も手伝わねえで、家でフラフラしやがって、バイクいじりやがって。家は自転車屋だっつーの。一度、家を出たら連絡もよこさねぇ。」
黄「そうですね。そろそろ帰れ。」
親父「誰も俺の気持ちなんてわからねぇんだよ。」
親父、手を払い、ワインの瓶がごろんと床に転がる。
黄「そうですよ。誰も、あなたの気持ちなんかわからねぇよ。」
親父「そ、そんな強く言わなくても…」
黄「帰れ帰れ。」
親父、野次を飛ばしながら帰る。
黄「…。みんな死ねばいいのに。」
黄、店に『閉店。ご来店、ありがとうございました。』の張り紙を貼る。
ドアを開けて、店に入ろうとしたら、転がって来たワインボトルを踏んで、アスファルトに頭を強打する黄。
ブラックアウト。

海岸。
青、バイクにまたがり、走り去る。
が、タイヤのボルトが緩み、見えなくなった所でキキー!!ドカーン!!

路地裏。
ぐったり倒れる緑に、光が差し込む。

葬式会場。
白黒写真の桃。

元オモチャ屋、現プロレス道場内。
赤、閉め切ったリングで、ダッチワイフとプロレスごっこで遊ぶ。
子供の様にオモチャと遊ぶ。
昇天。


完。
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2006年12月06日

映画のボツ脚本 「トリデンフューチャー」

チャプター:0

茨城県 取手市の競輪場近くの商店街の片隅
五人の若者が途方に暮れていた。
彼らはトリディンジャーだった。
それぞれがそれぞれの思惑で、マスクをかぶり、全身タイツを素肌にまとい、素の己を隠して、ヒーローとして、取手に存在していた。
多摩在住のリーダー、取手までの通いにうんざりしているレッド。
劣悪な環境のアパートに住み、レンタルビデオ店(物語上商店街のどこかに変えるかも。自転車屋とか)でバイトをしているブルー。
映画が見れれそれで良いイエロー。
それぞれが自分勝手なトリデンジャーと言う集団の運営にキリキリ胃を痛めるグリーン。
へたれオカマキャラと素の自分の解離に悩むピンク。
それでも、彼らはとりあえず元気だった。
空元気だった。

トリディンジャーを結成してひと月。
取手のヒーローとして、彼らなりの精一杯をヒーローして来た。
目に見えない敵、怠惰軍団ケンタイカーンとのリアルファイトの日々だった。
敵は空気だった。
トリディンジャーである彼らだけが、その敵に気がついていた。
38話でブルーが洗脳され、それは確信に変わった。
彼らはヒーローとして、町に生き始めていた。
マスクをかぶった生活にも慣れて来た。
まるで眼鏡のように、マスクは彼らの顔の一部と化していた。

取手のヒーローとして、このまま生きていくのか?
俺たちは、本当にヒーローなのか?
そもそもケンタイカーンとは存在しないんなんじゃないか…。

このままヒーローとして取手に生きる…。
それは、リアルとフィクションの狭間を歩き続ける修羅の道。
自分たちが勝手に設定したフィクションの敵を、取手の人々に伝え、ショーやゴミ拾いか何かで、リアルに戦っていかなくてはならない。
彼らが、自分たちがヒーローであると思い込めなくなった瞬間に、自分達のフィクションを失った瞬間に、ケンタイカーンも,トリデンジャーもろとも、消えてしまう。

そんな彼らにも夢があった。
ヒーローとしてでなく、一人の若者として。
映画を撮りたい。
ヒーローとしての日々に、素の自分の夢を失いかけていた。
それぞれの熱の違いはあれど、その一点で、彼らは共通していた。

レッド「映画を撮ろう。」

レッドの一言に、ヒーローとして生きる日々に安住し,満足感を覚えていた彼らの、変身前の夢がくすぶりだした。

グリーン「しかし、ケンタイカーンとの戦いはどうするんや!?ほっとく気かいな!?」
イエロー「や、ぶっちゃけ、ケンタイカーンなんて俺らが勝手に作ったヤツでしょ」
ピンク「それを言っちゃぁ…」
ブルー「じゃ、トリディンジャーで映画撮って、ヒーローと素を両立すれば良いんじゃないの?」
グリーン「そんな…。今までヒーローで手一杯だったやん…。」
レッド「やれば…できない事は無い!!」

こうして、トリディンジャー映画計画が発動するのである。
もう既に寂れてしまった商店街の喫茶店のテーブルで交わされた誓いは、後に『ボロ椅子の誓い』と呼ばれ、その場にいたマスターのおっちゃんに末永く記憶される。


チャプター:1

その日の夜、レッドは行きつけのジムの戸を開けた。
ジムトレーナー「あら、レッドさん。どうしたんだ?」
レッド「今度,トリデンジャーで映画を撮る事になったんだ…。だがしかし、トリディンジャーとして、一体取手の何を撮れば良いのか分からないのだ。てか、取手で絵になる風景なんて無いだろ。」
ジムトレーナー「わかんねーわ、若い人の考えは」
レッド「映画が撮れれば、トリディンジャーなんてどうでも良いんだよね。」
ジムトッレーナー「取手は死んでるからね」
レッド「おれが、トリディンジャーレッドでなければ…。せめて,取手に何か、燃えるモノがあれば…。あるいは…」

その日の夜、ブルーが自分のアパートに帰ると、部屋は妙に片付いていた。
机には、手紙と一緒に、彼女に渡した合鍵が置かれていた。
映画どころじゃなかった。
駅へ走り、東口から、西口へと彼女を探し駆け抜けるが、意味は無かった。
帰りに、酒屋に寄り、少し高めのワインを買った。
酒屋の親父「お、ブルーさん。今日はなんかのお祝いですか?」
ブルー「今度、映画を、撮る事になって…」
酒屋の親父「へぇ、がんばってよ。撮影とか協力するよ。若い人の力だね。」
ブルー「…。」
その後、ブルーは酔いに酔って、ギャロギャロギャロと叫んだり、ホームレスの親父に残りのワインを分けたり、バーミアンで隣に座った女にキスしようとして止めるのであった。
ブルー「俺には、映画しかねぇのかよ!!うおおおお!!」
ブルーの悲痛な叫びが、利根川にこだました。ブルーの目つきが変わった。

その日の夜、既にイエローは映画の絵コンテを切っていた。
彼の頭の中には、今まさに、壮大な映画が繰り広げられていた。
窓の外が、よりいっそう激しく光った。
窓を開けると、そこには、アダムスキー型UFOが…。
20XX年、取手は人口の半分は突如侵略して来た宇宙人に乗っ取られていた。
宇宙人乗っ取られた人間は、まず日本語をしゃべらないで、茨城弁訛りの宇宙語をしゃべり、会話が不可能で、裏で取手市民に宇宙麻薬を無料で配るからたちが悪い。
取手警察も市役所の役員も麻薬漬けで、人でありながら宇宙人の味方である。
レッド(素)は浦和に逃げた。ブルー(素)は麻薬漬けになってラリラリである。グリーン(素)は、旨く宇宙人と交渉して、今や市の緑化役員として宇宙人の為に裏工作を繰り返している。ピンク(素)は、既に宇宙人と化していた。
イエロー(素)は、宇宙人達の猛攻をくぐり抜け、河川敷にある古代ギャンダヴの紋章の謎を解き明かし、復活したギャンダヴ魔人に乗り込むのであった…。
イエローは眠りながら笑っていた。


その夜、グリーンは車を走らせ、取手市外の自宅へと向かっていた。
幼き頃からの憧れだったヒーローへの変身。
ケンタイカーンとの死闘の日々。
やっと、ヒーローとして生きてゆく道が開けて来た。
だけど、他のデンジャー達は、映画を通して、素に戻ろうとしている。
今の自分からデンジャーを引いたら、何が残るのか。
夢に破れ、意味の無い空虚な時を過ごして来た素の時代の日々が蘇る。
グリーン「ヒーローを、捨てたらあかん。五人の結束をより強めるんや。その為には…。」
そのとき、対向車線から車が飛び出し、グリーンの目の前は真っ白になるのだった。

その夜、ピンクは片思いの女の家の窓を物陰からストーキングしていた。
トリディンジャーピンクである内は、へたれたオカマキャラでいなくてはならない。
そんなピンクを、愛してくれる女がいるか?…否。
しかし、ピンクでありたい。
へたれキャラで殴られて、蹴られて、それで笑われて、うざがられて、人々に憎めないヤツとして愛されたい。
こんな間違った愛し方を、その女は注いでくれないだろう。
この映画を作って、終わりにしよう。
ピンクでいる限り、深くは愛されない。
その場から立ち去ろうとした時、ピンクの携帯が鳴った。
片思いの女性からである。
女「夜遅くにごめん…。ちょっと、話し、いいかナ?」
ピンク「オッケー、オッケー、もう全然大丈夫、ばっちりよ!!」
女「なんで、家の前にいるの?」
ピンク「うぇ!!そ、それは、あの、あれで、えと…」
女の部屋のカーテンが開き、窓が開き、女は、ピンクを二階から見下ろした。
見上げるピンク。
女はにやりと微笑んだ。


チャプター:3

朝。
レッドの自宅。
目覚まし時計がなるが、自慢の筋肉でたたき壊すレッド。
そのまま眠りにつく。

ブルー、川原にて目を覚ます。
だるそうに起き上がり、草村の中に入っていき、立ちションをする。
何か体にめまいを覚え、ゲロる。
草村の中には、古代紋章が刻まれたの遺跡の様な石があり、ブルーの尿やアレが思いっきりかかっていたが、ブルー気づかず立ち去る。

ブルー、いつものトリデン会議が開かれる喫茶店へ入店。
もう既にカメラを構えたイエローがスタンバっていた。
カメラごしに見ると、ブルーからはどす黒いオーラが立ち上っているのが見えたが、普通に目で見るとそうでもないので、気にしないイエロー。
遅れてピンクが到着。「ごめーん。お化粧直しに以下略」
ブルー「イエロー、お前映画のコンテもうあげて来たん?」
うなずくイエロー。
ブルー「じゃあもう早く撮っちまおうぜ。てか、今から撮ろうぜ。映画撮ろうぜ。」
ピンク「ちょ、ブルー。せっかちさんねぇ。」
ばんっ!!と、勢いよく喫茶店の扉が開き、血に染みたマスクのグリーンが意気揚々と店内に入って来た。
マスターのおっちゃん「おまぇ、だいじょぶかぁ。」
グリーン「大丈夫です。それより聞いてや!!やったで!!わいらこれで正式に取手市のヒーローになったんや!!」
ブルー「どうでも良いわ。それより…」
グリーン「ちょ、待ってーな。ええか、昨日の夜な、市長の車と事故ってもうてな。市長酒飲んでたらしくて、ラリラリやよってな。明らかに市長の過失やて。やから、これはチャンスや思てな、事故を無かった事にする代わりにな、市の役所に『トリディンジャー課』を設置してもらう事に成功したんや!!」
ピンク「どう言う事?」
グリーン「つまり、わいらがトリディンジャーとして市の役員なったちゅーことや!!映画の資金も出してくれる事になったんやで!!わいらがトリディンジャーでおるかぎりな…」
ブルー「あー…。じゃ、映画撮ろう。」
グリーン「何言うとんねや!!今から市長に会いにいくで!!挨拶回りや!!」
ピンク「さんせーい。って、あ、イエローめんご。」
イエローのカメラ、ピンクの手にはじかれ、地面に落ちる。
イエロー、カメラの確認をして、今まで撮った映像を再生してみる。
ピンクだけ音声がいかれて、どう聞いても日本語に聞こえない。しかし、カメラが少々いかれたせいだとして気にしないイエロー。
グリーン「レッドはまだかいな!!」

レッド宅。
目が覚めるレッド。
潰れた時計を見る。
レッド「ヤッベー!!寝過ごした!!」


チャプター:4

市役所まで歩く。ブルー、イエロー、グリーン、ピンク。
いろいろ歩いて市役所前へ。
そして市長室。
市長室中に入るブルー、イエロー、グリーン、ピンク。
椅子には市長が座っていた。
市長「やあ、よく来たねトリディンジャー諸君。」
グリーン「市長も元気そうで何より。いやぁ〜、それよりも…」
イエローのカメラ内では、明らかに腕が折れて、血だるまの市長が後ろの宇宙人に操られている。
イエロー、肉眼で見ると、市長は普通である。
市長「ん?イエローくん。なんだね?私の顔に何か憑いているのかね?」
イエロー「いえ。」
市長「何を撮っているんだい?見せてくれないか?」
イエロー「いえ。」
市長「良いじゃないか…。あ、まて!!どこへ行く!!」
市長の部屋を出て、逃げるイエロー。
市長「ピンク、追え!!」
ピンク「shふぉじゃおじょsdf!!」
グリーン「どないなっとるんや、市長!!」
市長「グリーンくん。君なら分かってsかhdふぉあごじゃsf。」
市長、がくりと崩れ落ちる。
ブルー「おい、映画の話はどうなった!!資金は!!映画!!映画!!映画!!ひゃはっは!!俺にはもう映画しか無いんだ!!映画!!映画!!」
ブルー、市長につかみかかり、映画映画と叫びながら殴り続けるブルー。
グリーン「ブルー、止めるんや!!市長を殴ったらあかん!!ああもうおしまいや!!」
?「ふふっ(笑)人間って、もろいのですね。」
市長室の中から、どっからともなく、声が聞こえる。
グリーン「誰や!!」
市長机の影から、ピンクが片思いしてた女がすっと現れた。
グリーン「誰?」
ピンク「サッちゃーん!!」
ピンク、ビデオカメラを持って市長部屋に戻って来て、女に向かってダッシュする。
グリーン「サッちゃんって誰!?」
女、ピンクからビデオカメラを奪うと、殴り倒し、ピンクを踏みつける。
ピンク、気持ち良さげに身をよじる。
女「まったく、たまに居るのですよ、見なくて良い真実を見てしまう輩が。ああ、市長はもう死んでいますからいくら殴られても平気ですよ。ブルーも私達の薬でラリラリです。ちなみにピンクも洗脳されて私の虜なのです。」
グリーン「あんたマジで誰や?」
女「そうですね、もうあなた方には姿を隠す意味が無いですね。では、顔だけ元に戻しましょうか。」
女の顔、宇宙人に変わる。
グリーン「あんた誰ー!?」
ピンク「ぎゃー!!サッちゃーん!!」
ピンク、我に帰る。が、宇宙人に奈良に強く踏まれて、黙る。そして泣く。
宇宙人「グリーンさん。あなたは話が分かる人だ。ぜひとも私たちの計画に協力してほしい。」
グリーン「なんで宇宙人に協力せなあかんねん!!」
宇宙人「もう、取手の人口の六割は私たちの洗脳が行き届いている。皆、洗脳されている自覚もなければ、私たち宇宙人の姿も見る事ができない。事実を知る事さえなければ、私たちの支配のもと、平和に暮らせるのです。」
グリーン「そんな…じゃあ…。わいにその洗脳の手助けをさせてくれへんか?そのかし、トリディンジャーを続けさせてくれ。どうせ正体を知ったままじゃいつか始末されんのやろ?ならば協力する代わりに、トリディンジャーを続けさせてくれ!!」
宇宙人「ほう。グリーンさん。やはり話の分かる人ですね。始めから、そのつもりでしたよ。ピンクを洗脳させるまでもありませんでしたね。しかし、誤算があるとすればレッドさん、あなたが遅れてここに来る事でした。」
グリーン「え!?レッドやて!?」
レッド、ドアに寄りかかって、イエローのコンテを読んでいる。
レッド「何だよ、ちゃんと面白い展開になっているじゃないかよ。今までの展開、全部イエローの絵コンテ通りばっちりだ。だがな、一つ間違いがあるとすれば、演技中に誰もカメラを回していない事だ!!」
グリーン「レッド、ごめん。ただわいはどうしてもトリディンジャーを…」
レッド「何も言うな、グリーン…。やい宇宙人!!貴様の悪行、すべて見届けた!!後はカメラに収めてやるからお前のカメラ俺によこせ!!」
宇宙人「渡しはしませんよ。それよりもあなたを洗脳すれば済む事です。と、ぅお!?」
ピンク、宇宙人の足を払いのけ、カメラを奪い、レッドに放り投げる。
ピンク「おれはぁ、トリディンジャーピンクだよぉぉぉぉ!!!」
宇宙人「ばかな!?洗脳が解けていただと!?」
レッド、カメラを構える。
ピンク「サッちゃん…」
ピンク、マスクを外し、宇宙人の肩に手を当てる。
ピンク「I LOVE YOU」
レッド「いいね!!異種間同士の恋!!しびれるぜ!!そして…」
ピンク、宇宙人に平手打ちを食らって、崩れ落ちる。
レッド「よーし、見事なフラれっぷりだ!!コンテ通りだ!!さーて、次は…って、ブルー!!」
ブルー、絵コンテに新たなシーンを書き足している。
れっど、絵コンテを取り上げる。
レッド「ピンクがマスクをかぶるシーンを挟んで、市長室からの脱出。そして、廊下でのびてるイエローを叩き起こして、市役所中の宇宙人をなぎ倒しながら脱出のシーンだ!!行くぞ!!」
レッド、ブルー、ピンク、市長室を出る。
宇宙人「交渉に応じていれば、トリディンジャーも滅びずに済むはずでしたのにね…」
グリーン、振り向き、方をくすめて首を振る。そして後を追う。
宇宙人「私達は総力でトリディンジャーを葬りますよ。」


チャプター:5

市役所を脱出したトリディンジャー。
市役所がまっぷたつに割れて中から巨大なアダムスキー型UFOが!!
レッドがカメラを回しながら走る。
レッド「市役所が実はUFOだったとはな!!次のシーンはいよいよギャンダヴ…」
ブルー「いや、俺のシーンだ。駅に行ってくれ。今、すべてが、絵コンテ通りに進んでいるんだよな」
レッド「っち。だるいシーンはお断りだ。早めに済ませてくれよ!!」

駅。
改札口に一人待ち伏せるブルー。
イライラしながらカメラを回すレッド。
レッド「おーい、早くしないとUFOに追いつかれちまうぞ!!」
駅のベル。
改札口へ向かう人の波。
しかし、ブルーの待ち人は来ない。
イライラする一同。
波から遅れて、ブルーの元彼女が改札口を出て、ブルーに気がついた。
そしてブルーに向かって駆け寄って抱きついた。
カメラに写った元彼女は、明らかに宇宙人だった。
元彼女「ごめんなさい、ごめんなさい。あたし、間違ってた。」
ブルー、言葉をかけようとするが、元彼女をぐいと引き離す。
ブルー「レッド、すまない。このシーンはカットだ。」
レッド「いいのか!?」
ブルー、元彼女に少し頭を下げて、レッドのところに戻り、出発するように促した。
ブルー「映画の中だけでも、嘘でも、もう一度会えるならそれでいいと思った。けど、これは,違うよな…。」
レッド「ブルー…」
ブルー「次のシーンは、川原だろ。そのコンテにある古代の紋章には見覚えがあるんだ。行くぞ!!」
川原に向かって走り出すデンジャー。
巨大UFOが後を追う…。


チャプター:6

ブルー「これだ!!これが紋章だ!!」
草むらの中に、ゲロにまみれた古代の遺跡っぽい紋章があった。
レッド「絵コンテだと…。イエロー、お前が謎を解くんだったんだよな。」
イエロー「…やだ。」
レッド「ちょ。お前が描いたコンテだろ!!お前がどうにかしろよ!!」
イエロー「ゲロ臭い…。」
ブルー「あー、ごめんね!!ゲロ吐いてごめんなさい!!って、後ろっ!!」
UFOがもう真上に浮かんでいる。
で、レーザーっぽいの打とうとしてエネルギー充電してる。
レッド「ちょ、この展開絵コンテにないのだが!!てか、もうこっから先絵コンテがないんだが!?」
イエロー「大丈夫…」
UFOレーザーを発射するが、デンジャー達には当たらず、バリアーに離散する。
グリーン「何が起きたんや!?」
イエロー「ギャンダヴ魔人は大利根の守り神、取手の危機には絶対助けてくれる。ゆけ、ギャンダーヴ!!」
ギャンダヴ「ヴー!!」
ギャンダヴ魔人、土の底からから這い上がり、取手に立つ。トリディンジャーを乗せて。身長150メートル。
今,ギャンダヴと巨大UFOとの死闘が始まる、IN TORIDE。


チャプター:7

ジリリリリ。
目覚ましを止めて、きっぱり起きるレッド。
自宅を出る。
取手駅を降りて、人々と挨拶を交わしながらいつもの喫茶店へ向かう。
レッド、店内へと入る。
ブルー、イエロー、グリーン、ピンク、テーブルに着いている。
レッド「さて、今日から映画を撮る訳だが、みんな、どんなのを撮りたい?」
グリーン「何言うとんねや。今日が試写会の日がな。もう全部撮り終わったんやで。」
レッド「あれ?そうだっけ?てか、なんでグリーンのマスク血だらけなんだ!!」
グリーン「いやぁ、昨日の帰りに市長の車と事故ってな。まあ、向こうに怪我もなくて、特別に治療費もタダやったわ。腕のいい医者でな、一日で治ってもうたわ。今日の会議は休めんからな。ははは。」
レッド「はははじゃないだろ、病院に戻れ。なあブルー…、って、おまえ酒臭せぇ!!どうした!?」
ブルー「いや、いろいろあってさ。今は不思議と気分がいいや。吹っ切れたっていうか。」
レッド「まあいいか…。で、ピンクがべそべそしてるの知ってる人ー。」
グリーン「コイツ好きな子ストーキングしてたのばれたらしいで。あほやなぁ。」
ピンク「けど、ま、もう、どうでもいいわ。」
レッド「そうか、なんか、みんな、一回り成長した様な気がするな。うん。じゃ、俺らが撮った映画を見るか。マジに撮った記憶がないのだが…。」
映画の映像が流れる。
映写機の光に照らされ、ほくそ笑むイエロー。


チャプター:8

UFOの光に照らされて、ほくそ笑むイエロー。
イエロー「ありがとう、宇宙人さん」
宇宙人「あsdfkjっほあいは」
イエロー「じゃあね、ばいばい」
宇宙人「さfはおhが」
UFO、イエローの窓から飛び出し、夜空へと飛び去っていった。
マスクを脱ぐイエロー。
イエロー(素)「くっだらねぇ。」

完。
posted by グレー at 18:00| Comment(2) | TrackBack(0) | making of TORIDANGER THE MOVIE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第38話のシナリオ

グリーン、題字のところに入場。
題字をめくる。

グ 「トリデンジャー劇、始まるよー!!!
   今日は…幻の第38話『トリデンジャー解散!?ブルーの裏切り!!』
   トリデン、ゴー!!!」

ブルー、張り切って入場。
   
ブ  「うわぁなんだよ。まだ誰も来てないじゃん
    ま、一つでも多くの吸い殻を拾っとくか。
    必殺、しけモク回転キャッチ!!!」

ブルー、まわりに落ちている吸い殻をヒーローっぽく拾う。

倦怠感ののシモベA、B舞台端に入場。


A  「俺たちは、怠惰軍団ケンタイカーンのシモベ。
    取手中にあきらめの空気をばらまいだなぁ!!」
B  「えべべべべえ」
A  「今日はブルー一人だけのようだな…」
B  「けひひ。」
A  「一人なら、殺れるな。」
B  「うひゃー。」
A  「よし、洗脳してしまえ!!!」
B  「げひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

AB、後ろからブルーに迫る。
B、ブルーを羽交い締めにする。

ブ  「な、なんだお前たち!?」

A、ブルーの周りを回りながら、取手の悪口をささやく。

A  「取手って元気ないよね」
ブ  「ぐわ…」
A  「遊ぶ場所もないしね…」
ブ  「か、川原がある」
A  「柏の方が魅力的だよぉ」
ブ  「そ、それは…」
A  「取手は死んだ町だ…死んだ町なんだ、も、だめだぁ…」
ブ  「取手は、死んだ、町…取手は、死んだ町…取手は、死んだ町、か…」
B  「アヒャヒャヒャハァ!!!」

ぐったりうなだれるブルー。
B、ブルーを離し、蹴飛ばす。
やる気く体育座りをするブルー。

A  「洗脳は成功した。ブルーは我々同様、あきらめの空気に満たされている。
    もはやブルーは我らの仲間だ!!」
B  「あばぁー。げべべべべべべ。」
A  「そろそろトリデンジャーが来る頃だな…。ずらかるぞ」
B  「らべべべえ。」

AB、退場。
レッド、グリーン入場。

ブ 「取手はもう駄目だ…。はぁ…。もう、希望が持てない…。はぁ…。だめだ…。」

ブルー、独り言つぶやく。 

レ 「さあ今日もこの町の吸い殻をぶっつぶすぞ!!」
グ 「もうブルーは来とるみたいやね。
   さすが心に熱い元気を秘めた男。」

遅れて先ほどまでAとBの衣装を着ていたピンクとイエロー到着。

ピ  「ごめーん。お化粧に時間がかかっちゃったー。」
イ  「…」(スケブ)

レ  「よし、みんなそろったようだな。じゃあ、いつものポーズ行くぞ!!」
グイピ「おう!!」

全員、横に並び、決めポーズの構え。

レグイピ「元気、せんたぃ…とりぃぃぃ。 あれ?」

しかし、ブルーだけポーズをとらず、グデッとしてしまう。

レ  「どうしたブルー、元気がないぞ」

ぐでぐでしているブルー。

ピ  「お腹でも壊したの?」
レ  「悩みがあるなら相談に乗るぞ。」
イ  (スケブ)
ブ  「取手は駄目だ…」
グ 「え?なんやて?」

固まる一同。(イエロースケブ)

ブ  「取手には元気がないよね…」
レ  「ブルー…」
ブ  「遊ぶところもないよね…」
グ  「おまえ、川原で遊んでたやん…」(イエロースケブ)
ブ  「柏の方が魅力的だよぉ…」
ピ 「なんだか、ブルーが変よ!!」(イエロースケブ)

四人で相談を始める。(スケブ)
バックで、ブルーが、「取手、カッコ悪い…」

一同相談
一同、ブルーの方をふっと向く。

ブ  「取手は死んだ町だ。」(投げやりに)

一同 「一体にどうしてしまったんだ!?」(スケブ)

ブ  「だってそうだろ?モスも銀ダコも潰れちゃうし。」
グ  「カタクラがあるやんけ!!」
ブ  「今年で潰れるんだよ」
グ  「な、なんやてー!!!(間)ほんなら、もう駅前には東急しかデパートがあらへんのか…ああ、希望が見えへん…」

グリーン、悩みながら舞台端(手前)に移動。その後も、ぶつぶつ言っている。

レ  「ブルー、お前、見損なったぞ!!!」(スケブ)
ピ  「しっかりして。グリーン。取手を裏切るなんて最低よ、ブルー!!」
ブ  「お前ホントは今日柏でお買い物してて遅れたんだろ」
レ  「き、貴様!!」

レッドのビンタ炸裂。(スケブ)

ピ  「え、だってぇ、取手にはデジカメ売ってないじゃない!!あー、もうだりぃ。てか、女言葉だりぃ。やめやめ」

ピンク、金玉を掻きながら舞台端に移動。えっこらせと横になる。

レ  「ああ、ピンクまでも。」(スケブ)

レッド、思わず頭を抑える。

イ  (スケブ)

イエロー、舞台端、ベンチに腰掛ける。

グ  「あかん…。あきらめの空気が充満しとる…。」
ブ  「取手は死んでいる」
レ  「言ってはならない事を…。俺の知っているブルーはそんなヤツじゃない!!!ムキー!!」

レッド、ブルーのマスクをはぎ取ろうとする。
グリーン、舞台端から叫ぶ。

グ  「ああ、マスク剥いだらあかん!!トリデンジャーは素顔を見られると変身ようになるんや!!!いろんな意味で!!!やめいレッドー!!!!」

レッド、ブルーのマスクをはぎ取る。
しかし、マスクの下には素顔じゃなくて、A、Bと同じマスクが。

一同 「ああ!!」(スケブ)
グ  「お前は、怠惰軍団ケンタイーカンのシモベ!!」
ブ  「あー、ばれちゃった。」

ブルー、豹変する。

ブ  「邪魔くせえなぁ…」
ピ  「ああ!!ブルー、嘘だと言ってよ、ブルー!!!」

ピンク、ブルーのセリフの途中で駆け寄りブルーにすがる。

ブ  「お前らもこっち来いよ、楽だから。」
ピ  「あたしを騙していたのね!!ひでぇよ!!!もう取手を信じられない!!!」
ブ  「うざ…だりぃ…。」

ブルーのアッパーに吹き飛ぶピンク。マスクがめくれて髭のちらリズム。
その後蹴られて看板に激突する。(スケブ)

ピ  「うげばぁ!!!」

ブルー、自分の力を確かめるように自分の手をぎゅっと握る。

ブ  「おー、すっげー。でもだりぃ…。」
グ  「ケンタイーカンは人々の絶望を力にするんや!!!ピンクがいらん絶望しよったから、さらにパワーが増したんだ!!!」

レ  「貴様ぁ…オレの拳で元気にしてやる!!!」

なんか、みんなでアクションシーン。(スケブ)

グ  「(なんか実況)」

しかし、ブルーはびくともしない。(スケブ)

ブ  「だりぃ、弱すぎるんだよぉ、レッドォ…。」
レ  「くっ、まだまだぁ!!」

レッドとブルーの殺陣。

グ  「(なんか実況)」(スケブ)

レッド、ブルー、がしっと組み合う!!
せめぎあいながら

ブ  「取手はもう死んでいるんだ!!」

ブルー、これは死んだなみたいな一撃。

レ  「ぐはあぁぁ。もう駄目だ…もう駄目だぁ!!」

レッド、倒れる。(スケブ)

グ  「レッドが負けるやなんて…。取手はもうしまいや…。あ、あ、ちょ、来やんといてや、暴力反対、助け、いやああああ。」

グリーン、ブルーのデコピんであっさり倒れる。

ブ  「トリデンジャー、あっけねー…これで取手の元気もおわったな…」

ブルー、舞台から去ろうとする。

イ  「待ちな。」

ブルー、振り返る。

イ  「力だけが元気じゃない…。うちに秘め、内面に発動する元気もある…」

イエロー、スケッチブックを突き出す。そこにはブルーがやられている絵が。

イ  「見ろ。貴様がおれの必殺技にやられた姿だ…」

イエロー、ページをめくる。そこにはイエローが中心にポーズをとり、他のレンジャー四人が土下座してる絵が。

イ  「貴様を倒しておれがレンジャーから尊敬されてリーダーになった姿だ」

イエロー、ページをめくる。そこには萌え萌えのピンクの絵が。

イ  「そしてリーダーになった暁には、ピンクをこのようなおねーさんに入れ替えるのだ。」
ピ  「ひどいわ!!!」

ピンク、遠くから叫ぶ。 

イ  「そしてこれが、貴様のぶばぁ!!!」

イエロー、ページをめくろうとするが、ブルーに殴られて吹き飛ばされる。
スケッチブックが、レッドの目の前に落ちる。

ブ  「だりぃ。お、ラッキー。しけモクじゃん。」

ブルー、いつもの癖で回転キャッチでしけモクを拾う。

グ  「あれは、ブルーの必殺技、しけモク回転キャッチ!!ほんなら、アイツはまさか!!?」

レッド、立ち上がり、スケッチブックをブルーに突きつける。

レ  「ブルー、これを見ろー!!!」
ブ  「そ、それは!?ぐ、ぐあ…。」

レッドの持っているスケブには、イエローが今までに書いた子供たちの似顔絵が。

グ  「あれは、イエローが書き溜めとった子供たちの似顔絵」

BGM『いつの事だか思い出してごらん』(ルルル)
レッド、似顔絵をいちまいいちまいめくる。

レ  「ブルー目をさませ!!!取手の子供たちは、いつでもお前の元気を待っているんだ!!!」
ブ  「ぐ、ぐああ…。うるさい!!!取手より守谷や筑波の方が全然活気があるんだ!!」

ブルー、頭を抱えて苦しみだす。

レ  「思い出せ!!取手の人々の笑顔を!!町の発展だけがすべてじゃないはずだ!!!」
ブ  「ぐ、あああ、ああ!!」

レ  「一番大切なのは子供たちのような澄み切った心!!!そうだろう!!?大いなる利根川の戦士、トリデンジャーブルー!!!!」
ブ  「おれは、おれは、ブルー!!おれは、トリデンジャーブルーだ!!うおおおおおおおおおおお!!」

ブルー、シモベマスクを剥ぐ!!!

グ  「ああ!!」

マスクの下にはトリデンジャーブルーのマスクが。

レグイピ「ブルー!!!」
グ  「ああ!!マスクの下にトリデンジャーブルーが!!!」

レッド、さりげなくスケブを置く。

ブ  「みんな、おれの体はもう既にあきらめの空気で満たされている。すまない、もう後戻りはできない。」
ピ  「そんな、そんなのあんまりよ!!」

ブ  「ぐ、ああ…。敵は、空気だ…。取手にすむ人々の、心のどこかに抱えている、あきらめだ!!!ため息だ!!!
    俺たちが戦って来た怪人は、そんな空気のひとかけらにすぎない!!!敵は、この街全体を覆う空気だ!!!」
グ  「そんな…。空気やなんて、戦うすべがあらへんやんけ!!!」
ブ  「ぐはぁ!!もう、おれは駄目だ!!また、絶望して来た…。レッド、おれを殺してくれ。
    まだおれがトリデンジャーブルーであるうちに、おれを、殺してくれ!!!」
ピ  「いやぁ!!そんなの駄目ぇ!!」

レッド、拳を握り固め、ポーズをとる。

レ  「やるしか、ないのか…。
    ブルー、お前の意思は継いだぞ!!
    必殺!!ト〜リデン、すばらしきスローライフ!!!!
    ピギャーン!!!」
グ  「トリデンすばらしきスローライフとは、取手に流れるのんびり〜なエネルギーを放出する事により、
    レッド以外の時をほとんど止めてまう、絶対無敵の反則技や!!!」

レッド、ブルーに突撃。そして、パンチの連打を繰り返しながら、ブルーのシモベスーツを脱がしてゆく。

レ  「とりぃー、でいでいでいでいでいでいでいでい!!!
    とりゃー、でい!!」(スケブ)

レッド、攻撃をやめてポージング。

レ  「さらば」

ブルー、倒れる。

グリーン、イエロー、ピンク、中央に駆け寄る。(イエロー、さりげなくスケブを取る)
レッド、倒れるブルーにそっと、ブルースーツをかける。

グ  「ブルーは、死んだ。取手の星になったんや…。」
ピ  「なんで、こんな事に…。」(スケブ)

レッド、ピンクの頬をを蹴る。

レ  「バカやろう!!俺たちは元気戦隊だ!!!」
ピ  「こんな時、どんな表情すれば良いの?」
レ  「笑えば良いんだ。元気に、笑えば良いんだ!!!」(スケブ)
一同 「ふふふ、はははは、あーはははははは!!!!」(スケブ)

レッド、イエロー、グリーン、ピンク、腰に手を当てて、一列になって笑う。
ブルー、いつの間に立ち上がり、みんなと一緒に笑う。

一同 「ブルー!!」
ブ   「お前らの笑い声に元気を貰ってしまったよ。サンキュー、みんな!!」

ブルー、ぐっと拳を握る。

レ   「ブルー、おれを殴ってくれ。おれは、たった一度前を疑った。力一杯、おれをを殴ってくれ。」
ブ   「分かったぜレッド!!おりゃ!!」

ブルーは力一杯、レッドを殴った。

ブ   「レッド、俺を殴ってくれ。俺は、たった一度、取手を裏切った。力一杯、俺を殴ってくれ。」
レ   「ああ。どりゃー!!」

レッドは、力一杯、ブルーを殴った。
レッドとブルー、がっちり握手。

イ   「奇跡だ…。元気が奇跡を起こしたんだ!!」
レ   「さあみんな、ポーズを決めるぞ!!」
一同  「おう!!」

一同  「我ら、元気!!戦隊!!トリデンジャー!!!」
レ   「さあみんな、取手の明日に向かって、ダッシュだ!!!」
一同  「元気があれば、どうにかなるさ!!!」
レ   「さらば!!」

一同、舞台裏にはける。

グリーン、入場。

グ  「続く!!!
    次回予告!!!
    次々潰れる店舗!!ついにゲームセンターまでも!!
    次回、『次にビルが建つの!?カタクラ絶体絶命!!』
    お楽しみに!!!」

グリーン、題字をめくる。

題字  「終劇」
posted by グレー at 17:58| Comment(8) | TrackBack(0) | making of TORIDANGER THE MOVIE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月04日

メイキング オヴ ディンジャーストラップ

とりあえず小道具から製作過程を載せようかと思った。
のはいいのだが前回載せた写真のものは

ブルーストラップ→急ぎすぎて過程の写真取るの忘れた
ピンクぬいぐるみ→見せられたもんじゃない
グリーンストラップ→どうせなら五色全員分作っとこうぜ!!

なので追加でストラップを作りつつその過程でも載せようと思いました。
作り方は材料は基本的に同じだしクランクアップで時間に余裕ができたとはいえ他にもやることが無いわけではないので自分的時間節約式ので。

材料
ベースになりそうな人形
プルミエ、ファンド等の石粉粘土の削りくず
ゼリー状瞬間接着剤
塗料(今回はアクリルガッシュ)
下地用ジェッソ(本来ならサーフェイサー)
コーティング用クリアラッカー

道具
工作用ナイフ
ヤスリ色々
綿棒
マスキング用テープ
色塗り用筆
ライン引き用ペン(細いくてはっきり見えるやつ)
造形用ツールの先が針みたいになってるやつ

あと作業しても周りを汚さないように新聞紙とカッターマット。

とりあえず今日の工程のレポート

はい、まずマスコットフィギュアを作るわけなんですけど、まあそれが工程の大部分なんですけど、造形は最初っから形を作ってくと乾燥やら焼成やらで大概非常に作業に時間がかかるのでまずベースになりそうな作りたいものに形の似ている何かを用意します。ナイフで削れる素材のやつを。
今回の被験者はこちら。


katei00.JPG


はい、某巨大男さんですね。
因みにカタクラの二階の玩具屋で買ってきました。
前回グリーンストラップを作ったときはポーズを変えるのが面倒くさい
→ヒーローオタクで某光線を撃っているポーズをしていても違和感の無いグリーンでいいじゃん
というわけでグリーンにしたんでした。
とりあえずこいつをベースにするために削ります。余計な部分を。根こそぎ。削ぎ落とします。
君がっ!! 
泣くまでっっっ!! 
削るのをっっっっっ!!!
止めないっっっっっっっ!!!!!


さてそういうわけでこんなになりました。

katei01.JPG


見る影も無いっすね。樹脂の赤い色が見えててなんかキモチワルイですね。
まあこれをこれから穴埋めとかしていって形を作るわけです。
あれ?腕の部分削るの忘れた・・・。
めんどくさいからいいか・・・。






今日はコレで時間切れです。
え?少ない?
そんなことはないさ明日が僕らを待っている。
いやリアルな話撮影が終わって一気に疲れが噴出しましてね、朝起きたら二時でした。すいません昼でした。

まあまた明日続きがんばりますのでそれじゃ!!
posted by グレー at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | making of 小道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月01日

グッズ

趣味が高じてトリデンTHEMOVIEで小物作りを担当しました。
時間制限がものすごくきつかったので塗装等が非常に、甘いです。
だって百均で済ましたんだもんな材料。
サフも無いのにきちんとしたな表面処理はできん。
ブルーのストラップとか12時間で最初から最後まででかした自分を褒めてやりたい。
徹夜したし。
でも正直やっぱり出来があまりよろしくないのでもっとちゃんと後で作り直したいです。


SN340020.jpg

SN340018.jpg

SN340016.jpg
posted by グレー at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テスト

あーあー、テステス。
よし、大丈夫だな。
posted by グレー at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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